補聴器についてよくあるご質問
補聴器に関して、お客様からよくいただくご質問をまとめました。
詳しいお話につきましては、お問い合わせフォームまたはお電話にてご相談ください。
Q.補聴器をつけたらすぐに聞こえるようになりますか?
A.補聴器は聞こえを補うものであって、眼鏡のようにすぐ慣れるものではありません。脳が新しい音に慣れるまで数週間から数カ月かかることがあります。個人差はありますが少しづつ焦らず補聴器に慣らしていくことが大切です。
Q.補聴器のつけるタイミングや時期はいつがいいのでしょうか?
A.「聞こえなくなってから」ではなく、「聞き取りにくいな」と感じ始めた時が相談のタイミングです。聴力は徐々に低下してくるので自覚症状がない方がほとんどです。最近、聞き返しが増えた、テレビの音が大きいと言われる、人との会話が聞きとりにくいなどの症状が感じられた場合、そろそろ補聴器をつけるタイミングかもしれません。早めに補聴器を使い始めることで、聞こえへの適応もしやすくなります。
Q.補聴器は両耳につけたほうがいいですか?
A.音は、耳でなく脳で理解するもの。両耳装用することで音のバランスや方向感・雑音下での聴き取りが改善される傾向がありますが、「左右の聴力差がある」「片方が聞こえない」など両耳装用が難しい場合もあります。その他にも、耳や聞こえの状態などによっても変わってきますので、お店の方とよく相談するようにしましょう。
Q.補聴器の平均価格はいくらくらいなのでしょうか?
A.一般的には片耳で5万円~60万円程度まで幅広くあります。価格によって雑音抑制機能や快適性に違いがあります。
補聴器の調査JapanTrac2022によると購入者が最も多い価格帯は10~30万円帯です。特に10~20万円未満が最多で約31%、20~30万未満が22%となっています。
| 価格帯 | 購入割合の目安 |
|---|---|
| 10万円未満 | 少数 |
| 10~20万円 | 最も多い(約3割) |
| 20~30万円 | 約2割 |
| 30万円以上 | 中~高価格帯 |
| 50万円以上 | ハイエンドモデル |
平均購入価格
- 補聴器1台あたりの平均購入価格:約15万円
- 両耳購入の場合:約30万円前後
というのがJapanTrak調査で示されている代表的な数値です
Q.補聴器の耐用年数はどれくらいですか?
A.一般的には5年~7年前後といわれています。これは補聴器の部品の修理保有年数などにも関わっているのですが、補聴器の取扱い方によって数カ月で故障する人もいれば10年持つ方もいます。一概に耐用年数は何年とはいえませんが、定期的な補聴器のお手入れをすることによって補聴器の寿命は延びていきます。
Q.補聴器は高いものほどよく聞こえるのですか?
A.高価な補聴器ほど機能は豊富ですが、「言葉が何倍も良く聞こえてハッキリする」というわけではありません。お歳と共にみなさん音は聞こえるが言葉がハッキリしない。小分けができないと悩まれている方がほとんどです。補聴器のこと自分自身の耳のことをしっかりと理解したうえで、ご自身の聴力や生活環境に応じた補聴器選びが重要です。
Q.補聴器に消費税はかかりますか?
A.補聴器は薬事法で定められた医療器具です。そのため、消費税のかからない非課税対象商品となっています。
ただし、電池や補聴器関連のアクセサリーリモコン等などは課税対象商品となりますのでご注意ください。
Q.補聴器は医療費控除を受けられますか?
A.最近、お問い合わせをよく受ける質問です。
現在では、聴力の程度により障害者総合支援法による補装具費支給制度があります。
これは補聴器(補装具)の費用を国や自治体が負担してくれる制度ですので、聴力が悪い方は基本的にこの制度を利用することになりますが、医療機関の医師の判断により補聴器の必要性がある旨が証明される場合、医療費控除の対象となる場合があります。
「診療情報提供書で診療棟のために補聴器が必要であると記されれば、そのコピーを添付することで補聴器の購入費用を所得税の確定申告で医療費控除に含めることができる。」と記されています。※国税庁個人課税課情報 第三号
詳しくは、管轄の税務署や下記の医療費控除について(国税庁HP)を参照してください。
補聴器の購入費用に係る医療費控除の取扱いについて(情報)
Q.ペースメーカー使用していますが補聴器は利用できますか?
A.医薬品・医療機器等安全性情報(厚生労働省医薬食品局 平成17年8月)
「携帯電話端末及びPHS端末の電波が埋め込み型医用機器へ及ぼす影響を防止するための指針」(総務省 平成25年1月)
埋め込み型医用機器の装着者は、携帯電話端末の使用及び携行に当たっては、埋込み型医用機器の装着部位から15cm程度以上離すこと。
心臓ペースメーカ等を装着した難聴者への補聴器の装用は上記指針を参考に、ポケット型補聴器(胸部への装着)の選択を避けることが望ましい。
また、無線通信機器の使用も避けることが望ましい。
Q.最近電池の持ちが悪いのですが
A.補聴器用の空気電池の寿命は、補聴器をお使いになる環境や設定するボリューム調整状態によって短くなることがあります。
空気電池は低温と乾燥に弱いので、冬期は電池寿命が短くなることがあります。
また二酸化炭素の影響を受けると電池が消耗しやすいので、ストーブやファンヒーターなどで暖房された部屋で使用される時はこまめな換気をしてください。
補聴器を保管される場合は、電池の空気穴を乾燥ケース上部のマグネット(磁石)シート等でふさぐことで、環境による劣化の進行を抑制することができます。
Q.補聴器のメンテナンスを教えて下さい。日常での自分で出来るお手入れの仕方を教えて下さい。
A.補聴器は湿気に弱い製品です。ご使用にならない時や就寝時などは、補聴器の電池をはずし乾燥ケースに入れて保管してください。こうすることで、補聴器内の湿気を除去することができます。
また補聴器の音出口にたまった耳垢は故障の原因となるので、こまめにブラッシング掃除をして汚れを除去することをお勧めします。
日頃のお手入れの他に、購入された補聴器販売店に足を運んで定期的にメンテナンスを受けるとなお良いでしょう。
Q.家族に補聴器を勧めても嫌がります。どうしたらよいですか?
A.多くのご家族が抱える悩みの一つです。どんなに補聴器で聞こえるようになってもご本人様の補聴器をつける意欲がなければはじまりません。その為にも、無理に勧めるよりも少しづつご本人に自覚させてあげることが重要です。「テレビの音が大きいね」「聞き返しが増えたね」など日常の困りごとを共有しながら、一度聞こえの測定だけでも受けてみることをおすすめします。最近は目立ちにくく性能の良い補聴器も増えており、試聴から始める方も多くいらっしゃいます。
Q.補聴器を購入したら調整は何回くらい必要ですか?
A.補聴器は購入して終わりではありません。聞こえや補聴器の装用効果には個人差がありますが、約1ヶ月~2ヶ月で多くの方は慣れていきますが
その後も定期的な点検やクリーニングをうけながら、聞こえの状態にあわせて調整も行っていきます。違和感や感じたことは、販売店の方へきちんと伝えるようにしましょう。不満を言うと嫌がられるのではなどと気落ちする方もいらっしゃいますが、そういったご意見をお店の方と共有し、補聴器を調整していくことでその後の補聴器ライフがとても快適なものとなっていきます。
Q.補聴器は健康保険が使えますか?
A.一般的な補聴器購入には健康保険は適用されません。ただし障害者総合支援法による補装具支給制度の対象となる場合があります。詳しくはお近くの補聴器店へご相談ください。
Q.補聴器をつけると周囲の雑音も大きくなりますか?
A.補聴器は、音を増幅する機器ですので初めは気になることがありますが、最近の補聴器は雑音抑制機能が向上しており、以前ほど、うるさくなく、快適に聞こえるようには改良されています。補聴器は、必要な音と不要な音を区別して聞き取りやすくします。
Q.補聴器は目立ちますか?
A.最近の補聴器は、驚くほど小さくなり性能も向上しています。耳あな型や小型耳掛け型など、目立ちにくい機種も数多く揃っています。さらに、耳あな型補聴器の場合は、お客様の要望に沿って、通常より小さめに作成することも可能になっています。聴力や耳の形状にも考慮しないといけない場合もありますので、詳しくは補聴器の専門店にて相談してみましょう。
Q.補聴器は毎日つけた方がいいですか?
A.補聴器は、体の一部、足でも毎日歩くことで足の機能の低下を防ぎます。補聴器も毎日装用することで、脳が音に慣れやすくなり、聞こえの改善につながります。補聴器に慣れるためにも積極的に補聴器を装用するようにしましょう。
Q.補聴器をつけたまま電話はできますか?
A.はい。最近はスマートフォンと接続できる機種も多く、通話音声を直接補聴器で聞けるものもあります。
Q.補聴器をつけたままテレビは視聴できますか?
A.はい。補聴器をすることで通常より、大きめの音で聞くことができます。他にもテレビ専用アクセサリーや補聴器のBluetooth機能を利用することでテレビの音を直接イヤホンのように耳に届けることも可能になっています。これにより、テレビの音を小さくしても周りのご家族に迷惑をかけずにテレビの音を聞くことができます。
Q.雨の日や汗をかいても大丈夫ですか?
A.最近の補聴器にはIP68などの撥水加工が施してありますが、完全ではありません。防水性能の高い補聴器もありますが、湿気対策は必要です。補聴器は、毎日使用するものなので、耳垢や湿気はどうしてもついてきます。日々のメンテナンスは補聴器を長持ちさせるための秘けつです。補聴器用乾燥機の使用やこまめに補聴器店へ足を運んで乾燥してもらうようにしましょう。
Q.補聴器をつけると耳が悪くなりませんか?
A.補聴器は薬事法で定められた医療器具です適切に調整された補聴器が原因で聴力が低下することは基本的にありません。
Q.認知症予防に補聴器は役立ちますか?
A.難聴と認知機能低下の関連性が注目されています。補聴器によって会話や社会参加の機会を保つことが期待されています。
Q.補聴器と集音器は何が違うのですか?
A.補聴器は医療機器として認証を受けており、一人ひとりの聴力に合わせて調整を行います。一方、集音器は周囲の音を単純に大きくする機器です。そのため難聴の方が使用すると、必要な会話だけでなく雑音まで大きく聞こえることがあります。聞こえの改善を目的とする場合は補聴器がおすすめです。
Q.補聴器選びで失敗しないためのポイントはありますか?
A.補聴器は価格だけで選ばないことが大切です。ご自身の聴力や生活環境に合った機種を選び、購入後も継続して調整やメンテナンスを受けられるお店を選ぶことが重要です。実際に試聴し、納得してから購入することをおすすめします。
「ここに掲載されていないご質問やご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。聞こえの状態や生活環境に合わせて、専門スタッフが分かりやすくご説明いたします。」











