ご家族や周囲の方の協力が必要です | 補聴器装用に慣れるためには

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補聴器が初めての方、最近聞こえが悪くなったから補聴器を買いに行こう・・・

でも補聴器を装用してもすぐには期待通りの効果を感じられない方、効果を実感するまで長い時間を要する方補聴器の装用を途中であきらめてしまう方と様々な方がいらっしゃいます。

聴力は年齢とともに衰えてきて回復はあまり期待できませんが、言葉を聞き取る能力は訓練次第で改善出来る場合もあります。

補聴器の装用し始めは装用前に感じなかった多くの音に驚いたり、うるさく感じることもあるかもしれません、これらの音は不快に感じないように耳へ届ける必要があります。

初めて補聴器を装用される方にとって補聴器効果に対する不満の多くは、

「音は聞こえるが、会話や言葉がはっきりしない」ということです。

補聴器の装用初めからすべての音声を聞き分けることは非常に困難です。相手の口元、目の動き、表情の観察、抑揚やコミュニケーションの利用から脳に多くの情報を伝え言葉の弁別にあてることなどが必要になってきます。

補聴器の装用とトレーニングによって会話と騒音を区別し感知する能力が養われるいわれています。

これらのことを理解して、ご本人だけが努力するのではなく周りの人も協力していくことで、聞こえの改善、楽しみ、喜びを感じていただけるようにしていくことが大切になってきます。

話し方の配慮

話し方によって難聴者の会話の理解度は大きく左右されます。補聴器装用により大きな声で話す必要はありません。ご家族や周囲の方は以下のことに注意して会話をしてみることを心がけてみてください。

1.会話の前に少し注意を促す

2.相手に近づき正面を向いて話す。

3.話し方は、ゆっくり、はっきり、言葉を区切って話す。(句読点をいれて)

4.声の大きさは普通の声で

(大声は逆に声が割れて聞き取りが悪くなります。)

5.話題を急に変えない

6.会話の内容が理解できているか確認しながら話す。

以上のことを意識しながら会話をすすめるだけで格段にコミュニケーションがとりやすくなると思いますので是非一度試してみてくださいね。

 

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